パラサイト・SOSバナー

シナリオ名:パラサイト・SOS

□公開情報

リトライ:2
初期グリット:3
チャレンジ:2
クエリー:3

人数:2~4人
難易度:普通

□PCエントリー
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▽エントリー1
キミはガーディアンズ・シックスに呼ばれ今回の事件を引き受けたヒーローだ。
普通なら警察の仕事だが…どうやら今回の事件は特殊のようだ。

▽エントリー2
キミは何かの用事でガーディアンズ・シックスの本部へとやってきたヒーローだ。
その時、キミはとある人物に話かけられた。
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ヴィラン組織:秘密
時間:ボイセで4時間
資料:立ち絵など
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□初めに
このシナリオはデッドラインヒーローズのシナリオであるが、ヴィランが現れる!倒す!事件を解決する!と言ったものではなく、ヒーローたちに救いとは何か、と問うのがシナリオのテーマとなっている。
残酷な表現が多くデリケートな問題にも触れているため、シナリオを遊ぶ時は注意して欲しい。
チャレンジ判定も少し変わったものとなっているのでGMはPLたちにどういったシナリオかを事前に伝えても良いだろう。
しかし、黒幕・登場ヴィランに関しては内緒にして欲しい。

□シナリオ概要
ヒーローへ助けを求める声の中には、“一般的”なものからかけ離れた人物からのものもあるだろう。
三人の未成年者は育ちからか、精神的なショックからか、はたまた性根がそうなのか、人を傷付けられずにはいられない衝動を抱えている。
三人はヒーローに助けを求めようとした。しかし未成年者の相手なんてしてくれない、したところで相手になるのは警察だろう。自分たちの行い、そして衝動はヒーローに救ってもらいたいと願っていた。
そして、そんな三人に悪知恵を吹き込む狼のマスクの男が一人…。
「ヒーローに捕まり、裁きを受けたいのなら私についてくると良い」
三人はフォーセイクン・ファクトリーの派閥であるデラックス・デザイアの少年部隊に入り、ヴィランとなった。ヴィランになればヒーローはきっと相手をしてくれる。ザ・ティーチャーの教えを信じて。

□NPC情報

・エキノ
性別:女 年齢:16歳
ヴィラン組織:フォーセイクン・ファクトリー/デラックス・デザイア
幼い頃から父親に虐待されてきた少女。虐待の際髪を燃やされ、その火傷は顔にまで広がっている。
髪の毛が生えてこないためカツラを被っており、その事で学校でもいじめにもあっていた。
衝動は男性への暴力行為。大人の男が憎くて仕方がない。
父親を殺し、それをきっかけにデラックス・デザイアの少年部隊へと加入する。
昔ヒーローに助けてもらった経験があり、今現在も歪んだ形でヒーローに助けを求めている。

・サナダ
性別:男 年齢:16歳
ヴィラン組織:フォーセイクン・ファクトリー/デラックス・デザイア
精肉店の息子で一般的な知能指数以下。力が強く、その力を制御できずにいる。
チェーンソーや肉切り包丁などの刃物の扱いに長けている。
衝動は人間、特に女性の肉が食べたくて仕方がない事。そのせいで6年前に事件を起こしている。
ヒーローには昔から、そして今も憧れている。しかし自分の暴力性はヒーローになる事を許さなかった。

・ハリガネ
性別:男 年齢:17歳
ヴィラン組織:フォーセイクン・ファクトリー/デラックス・デザイア
エンジニアの息子で頭がいいが背が低い。手先が器用で様々な発明品を作り出す。
衝動は人を嬲り殺したくて仕方がない。特に自分で作った機械の仕掛けなどを使うのを好む。
家族内にヒーローがいたが、セカンド・カラミティにて命を落としている。

黒幕であるザ・ティーチャーたちは三人を『パラサイト』と呼んでいる。
衝動に寄生され、ヒーローへの救いに寄生しようとする滑稽な三人と感じたからだ。
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□導入フェイズ

[イベント1 挑戦状]

・登場キャラクター:エントリー1PC
・場所:ガーディアンズ・シックス本部

状況1
キミはガーディアンズ・シックスから連絡を受け、集ったヒーローだ。
ガーディアンズ・シックスからの依頼は現在、ニュースを賑わせる事件の解決である。

-事件内容-
昼下がりの公園で子供の死体が見付かった。
子供の死体は公園の中で一番大きな木に吊るされており、惨たらしく嬲られた跡や欠損が見られる。
喉の奥には折り畳まれた紙が押し込まれており、紙にはこう書かれていた。
『愚かなヒーローたちよ、私たちを捕まえてみせろ』。

モニターにはスライドショーで事件の資料や写真が映し出されている。勿論子供の体内から見付かった手紙もだ。
遺体の身元は既に判明しており、ガーディアンズ・シックス含め警察が動いているそうだが文面を見るからになんらかのヴィラン組織の可能性が高いためキミが呼ばれた訳だ。
事件に関係しているヴィラン組織の調査・事件の解決が依頼となる。
ガーディアンズ・シックスの職員と話している会議の途中で爆発音が聞こえた。

[イベント2 話しかけてきた人物]

・登場キャラクター:エントリー2PC
・場所:ガーディアンズ・シックス本部内・ホール

状況1
キミはガーディアンズ・シックスに来ているヒーローだ。理由はなんでも構わない。
そんなキミにホールにて話しかけてくる人物がいる。どうやら15,6歳の少年のようだ。
「ヒーローはどんな人物も助けるんですか?」
「そうですか、…あのこれ、よかったら」
彼がキミに渡してきたのは一通の手紙だ。ファンレターだろうか?
キミがそれを受け取った瞬間、建物内から爆発音が聞こえた。

解説1
話しかけてきた少年は帽子を目深に被っているため顔を見ることは出来ないが、サナダかハリガネのどちらかである。


□展開フェイズ

[イベント3 爆発事件]★クエリー1

・登場キャラクター:全員
・場所:ガーディアンズ・シックス本部

状況1
職員たちが必死に消火活動にあたっているのはガーディアンズ・シックス本部の会議室だ。
怪我人もいるようでキミたちはすぐさま救助へとあたるだろう。

解説1
ここでPCが合流する事となる。
次のイベントには少年から貰った手紙を読む事が大切だ。GMはさり気なく手紙を読むように誘導する事。


状況2
渡された手紙には『次は東京湾、ヒーロー、はやく私たちを止めてみろ』と書かれている。
エントリー1のPCはこの筆跡が子供の体内から見付かったとされる紙に書かれているものと一緒である事がわかる。
まるでキミたちを誘うような文面、罠かもしれない。しかしキミたちは東京湾へと急ぐ事となるだろう。

・エンドチェック
□少年の問いに答えている。
□東京湾へと向かう。
□グリットを1点得る。

[イベント4 吊られた男]★チャレンジ1

・登場キャラクター:全員
・場所:東京湾

状況1
やってきた東京湾にてキミたちは吊るされた男を見た。
それは何故か。巨大なクレーンのアーム部分が東京湾の方へと伸びておりその先に男が吊るされている。
男を縛っているロープと、アームの接続部分は今にも離れてしまいそうである。
男は駆けつけたキミたちに助けを求めた。
「あ、あんたたち!助けてくれ!そのナリ…ヒーローなんだろ!?」
「はやく!はやく助けてくれ~!!」

解説1
このチャレンジ判定は一つ成功する度に次の判定へと移っていく。


□チャレンジ判定
判定①:<操縦><運動>-10%のどちらか

成功:キミたちは男を助ける事に成功した。助けた男には真新しい傷が多く、怪我をしている。キミたちは男を助けた事によって少しばかり情報を得る事が出来る。
「あ、ありがとう!助かったよ!」
「しばらく監禁されて…拷問されてたんだよ!ひでえだろ…?」
「捕まったのは…その、後ろから殴られて、気がついたら知らない場所に監禁されてて」

失敗:この判定に失敗した場合、アームとロープの接続部分が離れてしまいは東京湾へと真っ逆さまだ。勿論そうなっても遅いと言う事はなく、水の中に飛び込めば男を助ける事が出来る。
しかし判定②の時に全ての技能値に-10%がついてしまう。民衆とは身勝手なものだ。

判定②:<交渉><隠密><心理>のいずれか

成功:助けた男が何かを隠している事に気が付く。犯人像についてだけやけに話したがらないのだ。
その事を問い詰めると三人組の学生だと白状する。何故黙っていたかを少し強引に問い詰めるなら、男はその学生の内の女子生徒と援助交際をしようとしたと応える。
いわゆる『美人局』に引っかかったのだ。今回取られたのは金ではないそうだが…。

失敗:男から話を聞けば相手は三人組だったとだけ告げ、男は病院へと向かう事となる。

状況2
キミたちが男を見送ったあと、新たな死体が見付かったと言う知らせが入る。
その死体は全身を切りつけられており、胸や臀部などの体の一部がないとの事。性別はどうやら女性らしい。
そしてその死体には不自然な位置に歯型が残っていたそうだ。歯型はどうやら人間のものらしく、その解析が急がれている。
キミたちは考えた。さて、何故女性の死体には歯型が残っていたのか?

判定③:<心理>+10%

成功:不自然な位置についた歯型と見つかっていない体の一部。見付かっていない肉体のパーツから、その死体についた歯型は「生きている時に食べられた痕」ではないかと気付く。

失敗:特に思い付かない。

解説2
判定②、③では失敗していても得にデメリットはない。しかしこれらはイベントのチャレンジ2にて違和感に気付くための情報でもある。成功しておいて損はない。


[イベント5 事件を追うものはヒーローだけじゃない]★クエリー2

・登場キャラクター:全員
・場所:自由

状況1
どこから聞きつけたのか、キミたちにマスコミたちが群がり、近況の報告を知りたがる。
「あなたたちがこの事件を調べていると言うヒーローですね?」
「進捗の方は如何でしょう?」
「とても残酷な事件ですね!どのようにお考えでしょうか!」
「公園に吊るされた子供の死体から何かメッセージが見付かったとされるようですが?」
「これはヒーローへの挑戦状と言っても過言ではありませんよね!?」

解説1
マスコミと言うのは不思議なもので、人の不幸を必死に報道しようとする。
ヒーローであるキミたちはうんざりする程経験しているだろうが、ここで何か一つビシっと言ってくれても構わない。
GMは適当な所でマスコミを退場させる事。


状況2
マスコミに囲まれたキミたちの内一人に、ガーディアンズ・シックスから連絡が入る。
「例の歯型を解析したところ、6年前に起きたある事件の少年と歯型が一致した」
「その少年は精肉店の子で、客である女性に噛み付いたそうだ。その時の歯型に成長はしてるものの特徴が一致している!」
「ああ、それと…その近くで立てこもり事件が起きたらしい。情報によると、犯人は…君たちを要求しているようなんだ、すまないがそっちにも向かってもらえないだろうか?」

解説2
精肉店の子とはサナダの事である。必要なら『サナダ』の名前も出していい。


・エンドチェック
□マスコミに応える。
□手がかりを聞く。
□グリットを1点得る。

[イベント7 立てこもり事件]★チャレンジ2

・登場キャラクター:全員
・場所:廃工場

状況1
人質が取られている廃工場へと訪れたキミたち。どうやら要求はヒーローと話すことらしい。
キミたちだけが中に入る事が許され、奥へと進んでゆけば開けた場所に出る。
そこにはロープで縛られた女子生徒一人と男子生徒二人が床に転がされていた。
その三人の側らには拳銃を持った男が一人立っており、その男は言った。
「やっと来たかヒーロー!!」
「待ちくたびれちまったじゃあねえかよ!!!」
しかし、キミたちはこの光景に何か違和感がある。違和感は一体なんだろう?

□チャレンジ判定
判定①:この違和感の正体を答える事。

解説1
このチャレンジでは推理した答えを言えば成功となる。
例えば「この男が犯人である事が不自然」「縛られている3人が怪しい」などである。
違和感の正体を暴くヒントはこれまでにたくさんあった。今までの情報からこの状況が不自然であると言う事に気が付ければいい。どんな答えになってもいい、このチャレンジでの失敗条件は「ギブアップをする」、だからだ。
PLたちの答えに自信がないようならGMはPL発言を汲み取ってもいいし、PLからの質問を受け付けてもいい。


成功:答えを突き止めたキミたちに縛られていた三人が笑いながら立ち上がる。
「さすがヒーロー、こんな問題じゃ引っかからないか」
「でもやっと来てくれた、ヒーロー」
「待っていたよ」
拳銃を持った男はハッと我に返ったように辺りを見渡し、困惑の表情を浮かべる。その様子から何かに操られていたように見られる。
「道を歩いていたら…急に頭がぼーっとして…、な、なんだ!?一体、どうなっているんだ!?」
「ひ、ヒーローがどうしてここに?!あれ、俺、あれどうしてこんな所に!?」

失敗:「こんな問題も解けないとは、ヒーローとは本当に愚かなものだ」と、拳銃を持っていた男がため息を付いた。
そして手にしていた拳銃を自分のこめかみにあて、引き金を引く。
ザ・ティーチャーは自らの命を絶つ、これは《記憶の継承》をエキノへと行うためだ。
エキノはザ・ティーチャーとして存在する事となり、全てのステータス・パワーをザ・ティーチャーのものとしする。
更にヴィランメンバーが4体追加される。

解説2
この男は一般人になりすましたザ・ティーチャーである可能性がある。
可能性がある、と表現するのは余韻フェイズ後のイベントを読み上げない場合があるからだ。
その場合はただの操られた男に過ぎない。
もし彼をザ・ティーチャーとするならばここにいる理由は「自分の組織であるファクトの少年部隊の働きがいかようなものか見に来た」「ただの暇潰し」「ヒーローの苦しむ姿を最前列で見たい」などだろう。


[イベント8 性根にあるもの]★クエリー3

状況1
キミたちは三人の学生服を着た青少年と対峙する。
女子生徒が一人、男子生徒が二人、三人の制服はこの近くにあるエリート校のものである事がわかるだろう。
「初めまして、私はエキノ。彼らはサナダ、ハリガネと言います」
「私たちはこの日をずっと待っていた。ヒーロー、あなたたちに殺される事を」
「もうこんな世界で生きるのは嫌だ。先生は言った。こうすれば、自分たちは殺してもらえると」
「先生はたちにはヴィランの才能しかないと言った」
「ヒーロー、もう逃げられない。見たでしょう。私たちがやってきた事を。ここにいるのは学生じゃない」
「自分たちは、ヴィランだ」

確かに彼女は言った。今までやってきた事は自分たちの仕業だと。
そして認めた、自分たちはヴィランだと。
ヒーローは、ヴィランと対峙する永遠の宿命だ。
さあ、キミたちは彼らの悪行にどういった決着を付けるのだろうか。

・エンドチェック
□戦闘の意志を見せる。
□グリットを1点得る。

□決戦フェイズ

[イベント9 三人の寄生虫]

・登場キャラクター:全員
・場所:廃工場

解説1
ヒーローと対峙するのはエキノ、サナダ、ハリガネの三人の学生である。

▼初期位置
エキノ:エリア④
サナダ:エリア③
ハリガネ:エリア③
PC:①、②好きな場所

▼エネミーの戦術
エキノはサナダ、ハリガネのサポート役だ。攻撃やパワーの対象となった場合は《パニック》にて攻撃する。
ターンの始めに《思い込み》の使用し、味方に状態異常が出れば《治療薬》を使用してくる。
誰かが戦闘不能となった場合は成功率は極めて低いが《スイッチング・ウィンバック》を使用する事。
サナダは近くにいるPCをただただ狙う。(美味しそうなPCばかり狙っても良い)
ハリガネは先ず《改造モデルガン》《対英雄用精神光線銃-HRGNモデル》を使用し、ターンカウンターが20に近くなったところで《重機械操作》を使う。

エネミーのデータは3人で遊ぶ場合のデータである。
それ以外の人数ではエナジーを増やすなどの調節をする事をオススメする。

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▼エネミーデータ

虐待された少女:エキノ

■能力値   技能
【肉体】15 運動35%
【精神】20 心理60%
【環境】10 作戦30% 科学50%

■エナジー
【ライフ】20
【サニティ】30
【クレジット】15

■移動適正:地上

■パワー
・パニック
属性:攻撃 判定:心理+20% 80%
タイミング:特殊 射程:1
目標:1体  代償:サニティ4
キミが攻撃を受けた、パワーの目標になった時に使用できる。目標は1D6点のダメージとショックを受ける。
□キミは咄嗟に身を守ろうとした。

・治療薬
属性:回復 判定:科学+20% 70%
タイミング:行動 射程:2
目標:自身を含む1体  代償:ターン2
選んだ状態異常の全てを治すことが出来る。このパワーは2回まで使用できる。
□支給された全ての不調を治す薬。副作用はないらしい…。

・思い込ませ
属性:強化 判定:心理+30% 90%
タイミング:特殊 射程:3
目標:2体  代償:サニティ4
行動順ロールの直後に使用できる。ラウンド終了時まで目標に受けるダメージ、サニティに-2の修正を与える。
□思い込みの力は何よりも強い。痛みを感じなくなる程に。

・スイッチング・ウィンバック
属性:強化 判定:心理-50% 10%
タイミング:特殊 射程:2
目標:1体 代償:サニティ8
味方のライフ、またはサニティが0以下になった時に使用出来る。このパワーの対象となったキャラクターは0以下になったエナジーを初期の値に戻す事が出来る。しかし他のエナジーの値は1となる。
□絶対的なピンチに追い込まれたとき、自分なりの儀式を行うことにより心のスイッチを切り替えて闘志だけを引き出すことができる。

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肉屋の息子:サナダ

■能力値   技能
【肉体】15 白兵70% 運動40%
【精神】15 知覚40%
【環境】15

■エナジー
【ライフ】30
【サニティ】12
【クレジット】16

■移動適正:地上

■パワー
・ミンチ
属性:攻撃、装備 判定:白兵+30% 100%
タイミング:行動 射程:0
目標:1体  代償:ターン10
目標は<運動>-20%の判定を行う。判定に失敗した場合2D6(最低8点)のダメージを受ける。
□取り出すはチェーンソー!

・コマギレ
属性:攻撃、装備 判定:白兵+20% 90%
タイミング:行動 射程:1
目標:1~2体  代償:ターン10
目標を2人まで選べる。目標は<運動>の判定を行う。判定に失敗した場合1D6+1のダメージを受ける。※目標が1人の場合は[2D6+2]のダメージを与える。
□取り出すは二つの肉切り包丁!

・セツダン
属性:強化 判定:白兵-50% 20%
タイミング:特殊 射程:1
目標:1体 代償:ライフ2
《ミンチ》《コマギレ》にて攻撃を行った際に追加で使用出来る。判定に成功した場合追加で2D6点のダメージを与える。
□このまま、叩き切る。

・ニクタイキョウカ
属性:移動 判定:-
タイミング:行動 射程:-
目標:自身 代償:ライフ2/ターン4
隠密エリアを除く任意のエリアに移動する。
□限界まで強化した肉体で走る。ただそれだけ。

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改造マニア:ハリガネ

■能力値   技能
【肉体】15 射撃90% 運動50% 操縦99%
【精神】10
【環境】25 作戦30% 隠密40%

■エナジー
【ライフ】15
【サニティ】10
【クレジット】30

■移動適正:地上

■パワー
・改造モデルガン
属性:攻撃、装備 判定:射撃90%
タイミング:行動 射程:1
目標:1体  代償:ターン10
目標は[1D6+4]点のダメージを受ける。この攻撃は1ラウンドに1回まで使用出来る。
□ギリギリまで威力を上げた。ある程度使うと壊れてしまう。

・対英雄用精神破壊光線銃-HRGNモデル
属性:攻撃、装備 判定:射撃90%
タイミング:行動 射程:2
目標:1対  代償:ターン10
目標は<意志>+10%の判定を行う。判定に失敗した場合[1D6+3]のショックを受ける。
□支給された銃を扱いやすく改造したもの。

・重機械操作
属性:攻撃、装備 判定:操縦99%
タイミング:行動 射程:1
目標:1エリア 代償:ターン20
目標は<運動>-20%の判定を行う。判定に失敗した場合2D6+2のダメージを受ける。
□轢く、そして押し潰す。

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■勝利した
イベント10へと移動する。

■全滅・絶望したPCがいる場合
GMに任せる。

[イベント10 選択の時]

・登場キャラクター:任意
・場所:廃工場

状況1
三人を追い込んだキミたちにエキノたちは叫ぶ。
「ヒーローなんだろ!私たちを殺せよ!生きていちゃいけないって事はわかってんだよ!」
「子供だからって、未成年だからってナメてんのかよ!?」
「自分たちには衝動がある、人を傷付けてしまう衝動、いつでるかはわからない…でも、それが性分だってわかっているんだ」
「この先、自分たちは生きていけない。でも…ヒーローにやられるならいい、警察は悪い奴らだから…、でも、ヒーローならいい、小さい頃から見てきた、あんたたちなら殺されてもいいって思う!」
「こんな衝動に寄生されたまま生きていくなんて嫌だ!」
「私たちを…救ってよ、ヒーロー…!」

その時だ、廃工場内のモニターがひとりでに起動し、フォーセイクン・ファクトリーの統括者、ザ・ティーチャーが映し出された。
「悩んでいるかな?ヒーロー諸君。彼らを殺してあげる事が、彼らへの救いになるのではないだろうか?私はそう思うがね」
「ヴィランとしてヒーローに殺される。それが彼ら、パラサイトの幸福だそうだ。そのために彼らは我がファクトの派閥である “デラックス・デザイア” の少年部隊へと入部したのだ」
「まことに良い働きだったよ。そして今から願いも叶うのだろう?」
「しかしながら、その三人の処分はヒーロー諸君に任せよう。それではまたどこかで会おうじゃないか」
ザ・ティーチャーがそう言うとモニターはぶつりと音を立てて切れてしまう。

解説1
ヒーローたちには三人をどうするかを決めて欲しい。選択肢は『殺す』か『殺さないか』のどちらかであるが、他の案も出るかもしれない。そう言う時はGMが好きに結末をイメージしてくれればいい。


選択A:三人を殺さない
三人はヴィランが入る刑務所に行く事となる。それは彼らを深く傷付ける選択かもしれない。
果たして三人のその衝動が収まり、いつか日を見る生活がくるのだろうか…。
それは誰にもわからない。

選択B:三人を殺す
キミたちがそう選択し、決行したなら三人は「ありがとう、ヒーロー…」そう言って満足したように死んでいく。その表情はとても幸せそうだ。
それが正解だったのかはわからない。しかしその三人は確かにキミたちに救われたのだ。

□余韻フェイズ

好きにやっていい。
エンディングによって大きく描写が変わってくるため例は用意していない。

[イベント?? 狼マスクの男]※任意

解説1
このシーンを使うかはGMの判断に委ねる。
綺麗にまとまっている場合はお茶を濁す事になるかもしれないからだ。


状況1
あの廃工場に訪れたのは一人の男。
そう、たしか彼はヒーローが廃工場に駆けつけた時に拳銃を持っていた男だ。
その男は何かを探している様子だ。
しばらくして見付けた何かを拾い上げてそれについた埃を払う。
そして、それを被った。
現れたのは狼の頭…、フォーセイクン・ファクトリーの統括者:ザ・ティーチャーだ。
彼は嗤う。あまりにも滑稽なその結末に。
ヒーローの選択をただただ、彼は嗤うのだ。

『パラサイト・SOS』END

■各PCは成長点(最大10点)を得る。
※人数によってグリットの数が変動するので注意する事。

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2017-08-22 : DLHシナリオ :
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