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シナリオ名:黒いコンクリート

推奨人数:1~3人
推奨技能:<目星><聞き耳><図書館><交渉技能>
形式:シティ
時間:ボイセで3時間程
難易度:★☆☆☆☆
ステージ:黒羽根町と言う架空の町
注意:人によってひどく不快感を覚える内容となっていますのでKP、PL共に気をつけて下さい。
※このシナリオのみリプレイ動画化などは要相談となります。メール等でご相談ください。

資料:NPC立ち絵
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<テーマ>
少年犯罪と異形の生き物虐待のシナリオ
悲惨な某コンクリート殺人事件をモデルに作っています。

<内容>
某県黒羽根町にて起こっている連続誘拐事件とあなたの依頼された拉致監禁事件。
ニョグタの落し子を家の二階に監禁し、虐待する不良少年グループ。
彼らはこれを「人間ではない」と理解している。

<HO…?>
導入のため探索者の誰か1人は<探偵><警察><ジャーナリスト>が好ましいだろう。
なお、探索者以外の警察は探索者とNPCの黒条以外、通報では一切動かないものとし、使えない事を演出するために一度通報されてもあしらう事にします。
タレコミの導入を受けるのは1人でも全員でもOKです。タレコミ情報を受けた探索者についていくという形も勿論構いません。

-NPC紹介-

黒谷友代…女子高生(16)
行方不明の女子高生
拉致監禁されて不良少年グループから虐待を受けている
何故か両親によって捜索願が取り下げられている

目黒美和…女子高生(16)
黒谷友代の行方不明事件を追っている内に怖くなり探索者と黒条に情報を流す
自ら関わらない限り干渉してくることはない

黒条洋介…刑事(28)
この町で連続誘拐事件を担当している刑事
行方不明者リストの中に黒谷友代の名前を見付けており、捜索願が取り下げられたのを怪訝に思っている

黒澤寿…不良少年グループのリーダー格(16)
仲間数人で少女に暴行し、三日目に間に合わないと過失致死で死なせてしまう

原黒しぐる…タレコミ屋(26)
導入のみの人物
煮ても焼いても食えない情報をあなたに垂れ込む

-----

<主な流れ>
※三日目まで墓場は管理会社によって入る事ができません。
一日目は着く頃にはもう暗く、中はよく見えません。
二日目に訪れると明るい事もあって看板に「御用の方はこちらまで連絡くださいと」書かれているのがわかりますが、管理者の都合で三日目に開けてもらうことになります。

◆一日目:
あなたのもとにタレコミ屋である原黒しぐるがやってくる。
内容は「探索者に垂れ込みにきた。某県の黒羽根町で拉致監禁事件が起こっている」というもの。
原黒はタレコミ屋として使えない情報を探索者なら使えるのではと思って来ました。その家の特定はしておらず、わかっている事は黒羽根町のどこかの家という事のみです。
探索者は色々と質問をすると思いますが、原黒は知っているのはこの「拉致監禁事件が起こっている」というもののみです。
最後に原黒は「何か困ったら黒羽根警察署の『黒条洋介』って刑事を頼ったらいいんじゃないかな、駅前のカフェにでも呼んでおくから」とそんな事を言い残して帰っていきます。
あなたはこの情報を聞いて拉致監禁事件について調べねばなりません。

※この日は黒羽根町へと行き、聞き込みやネットでこの町について調べる事くらいしかできません。

★黒羽根町についてネットなどで調べてみるとなんの変哲もない町であることがわかります。ホームページを見てみれば優しそうな町長の笑顔の写真が乗っており『今年も町野菜がたくさんとれました』と書かれています。
更に<図書館><コンピューター>を振れば高校生がよく書き込みをする掲示板が『黒羽根町』でヒットする。
掲示板には黒羽根高校の生徒たちによる若者らしい書き込みがされており、その中に『最近ともち学校こないけどどうしたのかな』と言う書き込みがある。
その系統の書き込みをよくしているハンドルネームは『めぐみ』※情報を収集するために目黒美和が書き込んだものである。

★待ち合わせをするなどすると『黒条洋介』との合流に成功します。彼はこの町の連続行方不明事件の担当刑事の一人で事件解決に向けて奮闘している若い刑事です。
『黒条洋介』としばらく話すなどするとこの町の『行方不明者リスト』を見せてくれます。中を見れば老若男女や場所、時間帯を問わず誘拐されており、リストを見るからに20人近く誘拐されている事がわかります。『黒条洋介』は溜息をつきながら「自宅から数メートルの場所でもいなくなっているんだ。短期間でこの量だよ」とぼやきます。

『黒条洋介』に詳しく聞く、または資料をリストを詳しく見てみれば『連続誘拐事件について』は以下のことが分かる。
・三週間程前から連続誘拐事件が起こっている
・誘拐現場らしき場所は2丁目が多い
・中でも墓の周辺に多く密集しており、最後の誘拐もこの付近である
(・最後の行方不明者となっているのは喉黒金芽さん)
・その素早さから複数犯の行動ではないかと思われている

リストを見て<アイデア>に成功するとある人物だけが捜索願を取り下げられている事がわかります。
それは『黒谷友代』という16歳の少女のものでした。聞いてみると親から直接捜索願は取り下げられているというもの。取り下げられたのは一週間程前である。
『黒谷友代』の住所を手に入れることができます。探索者が望むなら黒条と行動を共にしても構いません。Dエンド回避のために『黒条洋介』が自分以外の警察を信じていない事も伝えてもよいでしょう。

黒条洋介(28) こくじょう ようすけ
職業-刑事 性別-男
STR:14  DEX:14   INT:11 アイデア:55
CON:7  APP:17  POW:7 幸 運:35
SIZ:14  SAN:45  EDU:18 知 識:90
H P:11  M P:7  ダメージボーナス:+1d4
技能:目星:75  聞き耳:75 追跡75 回避:50
---------------------------------------------------------------------------

※探索者が『自分たちが調べているのは拉致監禁事件だ』と言った場合。
「拉致監禁事件、か…その情報屋が言うにはどこかの家…なんだね?もしかしたら関連があるかもしれない」
「同一犯かはわからないが、何か接点はあるはず…その件に関しても俺も協力しますよ」

◆二日目:
★2丁目について調べる。
聞き込みや地図を買うなどし<目星>または<アイデア>で日本には珍しい地下納骨所があることが分かる。
∟ここから少し離れた場所にある納骨所、連続誘拐事件が起こっている現場のほぼ中心にあり、当然ながら使用者は少ないがきちんと管理されている事が分かる。

二日目に墓場を訪れても入口には鍵が掛かっており、高い塀に囲まれています。
入口の扉には『黒羽根墓地-御用の方はお電話ください』と書かれた看板が掛かっています。
今日電話すると墓守は留守らしく、代わりのバイトが対応します。適当に「明日なら上がいるので明日でいいですか?」とあしらいましょう。アポを取った日に開けてくれます。

★『黒谷友代』の家。5丁目
インターホンを押すとしばらくの沈黙のあと40代くらいの女性が出てきます。どことなく疲れており、事情を話すと中へと招き入れてくれます。

話を聞いていく内に次のような事がわかります。
・娘は真面目でしっかりとした子だった。
・娘がいなくなって直ぐに捜索願をだした。
・しかし、一週間程前に娘から電話があり「捜索願を取り下げて欲しい」と言われ取り下げた。
・娘は数人の友人と遊んでいるようだった
・今は家出だと思っている
・変わったことと言えば、暗い場所でたくさんの人間に囲まれている夢をよくみると言っていた、そのせいでよく眠れない日が続くらしい。それは三週間程前の事である
・仲の良い友達について聞くと『目黒美和ちゃん』と教えてくれる

★黒羽根高校に行き、調べてみると『黒谷友代』は2-A組ということがわかる。運良く生徒数人を捕まえてみて聞いてみても「しらない」「最近きてない」「不登校かと思ってる」と言われる。
※アポをとった場合、「またうちの生徒か」とすんなり話を聴くことができる。

『目黒美和』との接触
呼び出したり、母親から何も聞いてない場合は『目黒美和』から呼び止められる。
『目黒美和』は情報収集が好きな女生徒で、仲の良い友達です。今回の『黒谷友代』の不登校を怪訝に思っている。
彼女に話を聞いてみると「私、個人で調べてみたんです」と、『目黒美和』はあなたに『調査手帳』と書かれたノートを取り出します。
中を見てみると黒羽根高校生徒の色んな情報が書かれており、その中に『黒谷友代』のものを見つける。

-調査手帳
『黒谷友代』くろたに ともよについて
真面目、スポーツ万能、聡明で人気者、優等生と言う言葉がふさわしい人物
三週間程前に行方知れず・不登校となる
最後に目撃されたのは5丁目の車通りの少ない道に入る前の店(パン屋だったかな?)
前に学校の不良少年のリーダー格に目をつけられたらしい


※『目黒美和』は『黒谷友代』の事を心配し調査をしていますが、心理学を行えばその中には熱いジャーナリスト精神も感じる事でしょう。彼女に頼めば協力してくれます。
∟この情報を得た状態で『目黒美和』または『黒条洋介』に聞く、町などで聞き込みなどをすると『グループのリーダー格の少年の家』が特定できる。彼女は言いづらそうにするも、名前は『黒澤寿』といいます。

★不良少年グループが出入りする家 4丁目 『黒澤寿』
二階には多くの人の気配を感じる事ができる。
インターホンを押すと弱々しい50代くらいの女性が「はい…なんでしょうか…」と弱々しく出てくる。
しかしここでは何を言っても「知りません」「わかりません」「放っておいてください」と言われる。
この女性に<目星>を行うと身体に怪我をしている事が分かる。理由を聞いても「階段から転んで」とごまかされますが、これは息子である主犯格のAに家庭内暴力を受けたものです。
しばらく話ても「あ、あの、もう帰ってくれますか、失礼します」とドアを閉められてしまう。
ドアを閉められたあと<聞き耳>を振らせ、成功した場合『何か異臭がする』と感じるが、なんの臭いかはわからない。<アイデア>ほんの微かであることから家の奥、または二階だろうと思う。
※この日は進行上探索者を家に入れないようにしてください。

★5丁目のパン屋さん
『黒谷友代』が最後に目撃されたとされている付近のパン屋。
特に情報はありませんが、昼食をとることができます。
パン屋の店員さんは『黒谷友代』と顔見知りですが、誘拐されたことなどは知らないようです。

◆三日目:
★地下納骨所前
アポを取っているとその時間に墓守さんが待っていてくれます。
「いやあ別にこうやって鍵をかける必要はないんだけどねえ、最近色んな事件があるから、こういうひと目のつかないとこは閉めてるんだよ」「色んな事件があるからどれに関わるかはわからないねあっはっは」
墓守さんは結構適当ですが、あなたたちが調べ終わるまで外で煙草でもふかしながら待っていてくれます。

中に入るとそれなりに手入れはされていますが、通路ではない場所は草が生えており、まだ明るいというのに鬱蒼としています。砂利道に沿って歩くと墓石が見えてきますが、それは和洋に分かれており中には日本には珍しい『地下納骨所』があることもわかります。

地下納骨所は地下に続いており、階段があります。その横に何か落ちているのがわかります。
中身を確認してみると数千円のお金やカード、そして免許証が出てくる。
名前は喉黒金芽(のどぐろかなめ)さんのものです。モブなので詳しい情報はありません。
『黒条洋介』に連絡をしてみるなりすると行方不明者の一人のものということがわかる。

★地下納骨所の中
階段は薄暗く、足元に注意して降りていく必要があるでしょう。
降りていくと中は薄暗く、土と強いカビの臭いがします。更に慎重に奥へと進んでいくと部屋のように広がる納骨所にたどり着きます。
そこには本棚とゴミ箱、数人がけの大きな木の机、そして壁には火の灯されたランプがかけてあり、不気味に揺れる炎がこの広間を照らしています。

■ランプ
特に変わった様子はないランプです。

■机
食べ散らかしたあとが広がる机。
何かすごく、嫌な臭いが染み付いている。
おそらく屍食鬼たちは毎日ここで食事をしているのだろう。

■ゴミ箱
色んなゴミが捨ててあるが、その中に人間の服や私物が混ざっている事が分かる。
食屍鬼たちが生贄にした人たちの私物を捨てている場所です。
<目星>その中にスマートフォンを見つける。画面は何かの衝撃で割れているが、操作をする事ができる。ロックを外すと某lineアプリのグループの会話画面です。
はやく家にくるようにと催促するメッセージが来ていますが、持ち主の新しい発言は見当たりません。
メッセージの履歴を辿ると気になるやり取りを見つけます。

-アプリ内の会話
>『ともよ元気?』
『死にそうだけどまあ死なねえよ、死んだらどうするか考えなきゃな』
>『コンクリ?』
『自殺に見せかけて殺す?』
『でもなんか死にそうじゃね』
>『二丁目のとこ、今から行く』
『はよこい』


ここからこの持ち主の発言はないようです。

■本棚
<図書館>たくさんの本の中に『屍食教典儀』と書かれた本が見つかる。
※言語はフランス語で書かれていますが、不思議と読める事にしましょう。
中を見てみれば黒呪術や忌々しい行為、死体を復活させるなど冒涜的な知識が書かれていることがわかります。その中で屍肉を食らう『食屍鬼』とその『屍食鬼』が崇拝する『ニョグタ』、そしてそのニョグタとの混血児である『ニョグタの落し子』と言う生き物について詳しく書かれています。

-本の内容
ニョグタの落し子は一見普通の人間のようにも見えるが、その体に流れる体液は黒く、粘ついている。
子供達は思春期のはじめに、異界の親の意思に屈する。ニョグタはまず、子供達の夢に地下のトンネルと洞窟の幻視、詠唱、黒いローブを来た人影、更にはこの惑星を蝕む巨大な怪物を送る。数ヶ月経つと夢が送られてくる頻度は増し、子供達は少しずつ正気を失っていく。子供達が狂気に陥るとニョグタの意思を実行する人形と化し、ニョグタは彼らの感覚を利用してこの世界を知る事ができるようになる。


ここでは<0/1d3>のSANチェックと<クトゥルフ神話技能+2>の習得
呪文について聞かれたら、<ニョグタの招来/退散><食屍鬼との接触>くらいならまあいいでしょう。
持って帰って読むのは好ましくない事を伝えます。→持って帰った場合処理を行います。

一通り調べ終えたあと、ヒタ、ヒタと言う足音が聞こえてきた。
相手は鼻がいいので直ぐにバレてしまいますが。<隠れる>ロールを行っても良い。

足音の主は浅黒いローブを被っているので顔は見えないが腰の曲がった人間のようだった。
∟この納骨所でニョグタを崇拝する食屍鬼たちの一匹である。

話すことを試みても良いだろう。しかし、フードを外すとなると食屍鬼の姿なので<0/1d6>のSANチェックとなる。
あなたたちが『黒谷友代』を探していることを告げると、この食屍鬼もニョグタの落し子である少女を探しており彼女の名前も『トモヨ』と言うことがわかる。
「居場所がわかったら我々にも教えて欲しい、彼女を探しているんだ」
「我々も必死である。我々にできる事ならなんだってしよう、ここには呪術や魔術に詳しいものがいる」
「トモヨはニョグタの落し子だ、誰だった本当の親の所にいた方が幸せだろう?」
「何かトラブルに巻き込まれているなら我々が何とかしてもいい」
などと取引をもちかけてきます。
∟ここで食屍鬼があなたたちを襲わないのは『トモヨ』の情報を知っているかもしれないからです。

※連続誘拐事件の事について聞いてみるとピクリと顔色が変わる。
「君には関係ない話だ」「聞いて何になるのだ」
<説得>ロールを行う、または戦闘で吐かせることができる。
「誘拐した奴らはニョグタの生贄にした、もう骨すら残ってない。我々はトモヨの親であるニョグタを崇拝する集団だ」
食屍鬼が主であるが人間もいる小さな教団。三週間程前からこの地に来ておりニョグタに生贄を捧げていた。
おそらくこのもの以外は外へと出ているのだろう。
探索者たちが来たことにより、彼らもこの町での狩りもこれまでだ、と考えています。黒谷友代の取引の期限は翌朝までと伝えましょう。
探索者が去るときに、屍食鬼はこういうだろう「いずれ、トモヨも落し子としてニョグタの人形と化し、そして数十年後には退廃してしまう…トモヨはおそらく、自分が落し子だとは気付いていない。…彼女になにかがあるのなら、君たちも何が得策かを考えるんだ。お前はもうこの事件から逃げる事ができないだろう…」

ここで屍食鬼に『黒谷友代』が監禁されているかもしれない家を教えるなどをした場合… Bエンドへ

★黒澤寿の家-不良少年グループが出入りする家
どうやら親は留守のようである。インターホンを押しても誰も出てこないが二階から騒がしい気配は感じる。
<聞き耳>最近の音楽が二階で大音量でかかっているのが分かる。そして時々複数人の笑い声が聞こえた。

★『黒谷友代』が監禁されている家
あなたはきっと無理矢理この中に入る必要があるだろう。必要であるなら刑事として動いてくれる『黒条洋介』を呼んで乗り込んでもよい。
一階でインターホンを鳴らしても誰も出てくる様子はない。しかし、あの気配はしっかりとある。
どこからか入ると考えるのならば<目星>でコンクリートの塀についた靴跡を見付けることができる。
更に<追跡>か<アイディア>でそれの向きからして、塀に上り、電柱を伝って屋根へと登り二階の窓から入るようだ。そしてよく見るとそのではいりされている窓が少し空いていることが分かる。

※三日目以降だと不気味な程静かです。…Cエンドへ

あなたが二階の廊下へと足を踏み入れると部屋の一室から鈍い音が聞こえます。

【一階へと降りる場合】
特に何もない普通の部屋です。リビングにいると二階から聞こえる鈍い音がいやでも聞こえてきます。

【音のする部屋に入る場合】
その部屋のドアを開けてみると数人の少年が、何かを囲むようにして暴行を加えていた。少年たちは突然のあなたの乱入に驚いた様子を見せているが、すぐに「不法侵入だ!」と騒ぎ立てる。騒ぐその声の中にうめき声を聞いた。
あなたたちはそのうめき声の方へ目を向けるだろう。少年たちの足元にいる人物、その人物は服を身につけておらず、身体の至るところに痣や火傷痕があり、流れ出る膿で悪臭を放っている。顔は何度も殴られたのか青黒く腫れあがり、どこに鼻や目があるのかもわからない状態だ。それでも彼女は生きており、あなたに弱々しく助けを求めているような気がした。そしてなりより、彼女から流れる血液は黒く、粘ついていた。
この悲惨な光景を目撃したあなたは<1/1d4>のSANチェック。

少年たちに言い分を聴くなら、自分たちに一切非がない事を主張してきます。
「こいつは人間じゃないから暴行を加えた」
「いつか化物になって襲ってくるから自分たちが制裁を加えている」
「優等生で気取っていて生意気だった」
「殺す気はない」
「こんな奴が生きていて何になるのか」
など、身勝手な事を言っていますが、まあわからなくもないのです。
※ここでKPは出来るだけ屁理屈を言いましょう、大人に負けてはなりません。少年法に守られた少年たちの汚い言葉を吐くのです。

少年たちはあなたが『黒谷友代』を連れて行く事を拒みますが、手は出してこないでしょう。自分たちの残酷で卑劣な犯行がバレてしまったのですから。『黒条洋介』は彼らに警察手帳を見せている。応援を呼び、現場を抑えられた警察はとうとう動く事となった。…Aエンドへ

余りにも悲惨な現場、あなたはあの、教団に連絡を取る。…Bエンドへ

※探索者は黒谷友代に声をかけ、意思を確認するかもしれません。
「短い人間としての期間を生きるか」「本当の親であるニョグタの元に帰るか」もしかしたらこの場で死を選択肢に提示する探索者もいるかもしれません。黒谷友代は意識はあるものの弱りきり、顔も腫れている事から言葉を発する事はしません。彼女をどうするかという選択は探索者に委ねましょう。
しかし、KPが「黒谷友代はたとえ短い期間でも人間として生きたがっている」など考えるなら、そのようにRPする事をオススメします。

【エンディング種類】

A…黒谷友代を救い出す
忌々しいその現場から暴行を続けられぐったりとした黒谷友代を丁寧に抱える。
気がかりなのは少年たちの誰ひとりとして悪びれた様子を見せていない事だ。何か余裕のようなものも感じる。しかし、あなたはそんな事に見向きもせず、このニョグタの落し子である黒谷友代をこの場から救い出した。
彼女は入院し、助け出されたことによって残酷な監禁事件は明るみとなった。テレビのニュースやネット、雑誌や新聞は毎日のように騒ぎたてている。拉致監禁事件を起こした少年A、B、Cと呼ばれるあの少年たちはどうなるのだろうか、そしてニョグタを崇拝する教団の彼らは。後日あの地下納骨所を訪れても檻の扉には頑丈な錠前がかかっており、中には入れない。そして何より、彼女を抱えだした時に自分の服に付着した黒い液体を思い出す。…いずれ、彼女は。

B…教団に彼女の居場所を教える・教団に彼女を引き渡す
あなたは彼女の居場所を教え、あの教団に彼女を引き渡した。
黒谷友代を監禁していた少年グループは居場所を知った教団たちに拉致され、餌にされたか、彼らの崇拝する神の生贄となる。最も、あなたはこんな事知る由もない。あれからも黒谷友代は行方不明のままではあるが、教団の彼らが言った事はきっと本当だろう。少なくともあの家よりはずっとましなのだ。そして黒谷友代はいずれ本当の姿へと戻っていくのだろう。
黒条洋介も今回の事件のことは報告していないようだ。

C…あなたが駆けつけた時には既に部屋はもぬけの殻だった。部屋の中を見渡してみても煙草の吸殻が空き缶、ゴミが散乱している。部屋の隅に黒く汚れた薄い敷布団があった。その周りはひどく汚れている。
ここであった惨状をあなたは覚る事だろう。黒谷友代は既に殺されたか、別の所に移された。
一体どこへと消えたのだろう。
そして数日後、テレビを騒がせる事件が起こる。
『町から引き上げられたコンクリート詰めのドラム缶の中から人間と思しき遺体が発見される。警察は殺人、死体遺棄事件として調査を進めており………』愕然とするあなた、ニュースキャスターは淡々と事件内容の原稿を読み上げていく。『人間の遺体は所々黒ずんでおり、詰められたコンクリートは真っ黒に染まっていた。ということです』そしてあなたはこう思う事でしょう。「何もかも、遅かったんだ」と。

D…警察に通報した場合
あなたは数々の証拠を手に警察へ通報する。警察たちは真面目に取り合ってくれる様子は感じられなかったが、あなたは必死にあの家で起こっている事を伝えた。そして話を聞いてくれた警察は「わかりました、こちらでも調べてみます。またご連絡致します」と言ってあなたを帰した。
数日、数週間、待ってみたが連絡は来ず、電話や署を訪ねてみても取り合ってくれない。あの家の前を通ると人の気配はすっかりなくなっていた。
そして数日後、テレビを騒がせる事件が起こる。
『町から引き上げられたコンクリート詰めのドラム缶の中から人間と思しき遺体が発見される。警察は殺人、死体遺棄事件として調査を進めており………』ニュースキャスターは淡々と事件内容の原稿を読み上げていく。『人間の遺体は所々黒ずんでおり、詰められたコンクリートは真っ黒に染まっていた。ということです』


■報酬
+1d6<クトゥルフ神話技能+2>

■屍食教典儀を持ち帰り、読む宣言があった場合
正気度喪失:1d4/1d8<クトゥルフ神話>+12%
解読:約20週間(日本語で読めるため短め)
呪文:<ニョグタの招来/退散><シュブ=ニグラスの招来/退散><食屍鬼との接触><復活><萎縮>
<ビヤーキーの召喚/従属><黒い仔山羊の召喚/従属><ヴールの印>
その他:読む宣言をした者は<歴史><オカルト>の経験ロールを行う。そして<他の言語:食屍鬼の言葉>を+1d10得る事ができる。更に5週間ごとにAPPを1d3失い、あなたの顔付きは食屍鬼に似てくる。20週目には完全な食屍鬼となっている。


-最後に-
ここまで読んでくださりありがとうございました。
このシナリオを機にPL、PC共に何かを感じて下されば幸いです。
参考にした事件は以下のものとなります。

参考:女子高生コンクリート詰め殺人事件

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2016-05-04 : CoCシナリオ :
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