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シナリオ名:アカシジア

推奨人数:1人(ソロシナリオ)
使える技能:(精神分析、心理学、薬学)
∟なくても大丈夫です
時間:ボイセで1時間程
難易度:なし
導入:精神科医としてNPCを紹介される、またはNPCの友人として相談に乗る
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【導入A】
他の病院から紹介されてあなたと出会った天軸蒼衣はある症状に悩まされていた。
それは眠れない程に身体がそわそわする。紹介状にもその事がかかれており、薬を変えてみたが効果はなさそうだ。天軸はこのそわそわは薬ではなく精神的なものだと思う、一緒に原因を探ってくださいとあなたにお願いする。
【導入B】
あなたは天軸蒼衣とある程度仲の良い知り合いである。最近は全く連絡をとっていなかったが、ある日連絡があり「身体の不調に悩んでいる。一緒に原因を探して欲しい。」あなたの知る限り、天軸は精神科へと通院していることを知っている。

NPC
天軸 蒼衣 テンジク アオイ(年齢、性別は探索者に合わせる)
精神科に通院している。うつ状態のためか生きることに消極的。
APP12/SIZ12/INT13 英語技能は65くらい

【適当なカフェなどで待ち合わせ】
天軸の様子は物静か、と言うより弱っているような印象です。しかし椅子に座り地についている足は貧乏ゆすりが止まらず、何かを探すかのようにキョロキョロとしています。

話を聞くと天軸は
「身体全身がそわそわして、夜も眠れない」
「そわそわのせいで持病も悪化した気がする」
「落ち着かない、常に頭がフル回転してるような感じもある…」

<精神分析>成功
<コンピューター>や<図書館>でネットで調べる
聞いた症状はアカシジアに似ていると思う

-アカシジアとは-
アカシジア(akathisia)は、錐体外路症状(EPSという)による静座不能の症状のことを言う。ドーパミンD2受容体拮抗作用を持っている抗精神病薬による副作用として出現することがある。高力価な作用を持つ薬物ほどこの症状が出現しやすくなるという。依存性物質、例えばベンゾジアゼピン離脱症候群などからの離脱の際に生じる身体的な症状でもある。アカシジアは、神経伝達物質のノルアドレナリンの濃度増加によることが発見された。ノルアドレナリンは攻撃、覚醒を制御する機序に関している【Wikipediaより】
簡単に言えば抗うつ剤の副作用でそわそわとした症状が止まらなくなるもの。不安定な精神状態からもくるため、医者も天軸も原因は分かっていない。

ここでKPはシークレットダイスで<心理学>を振っても良い
成功で天軸の精神状態はかなり不安定であり、今は一生懸命普通を装っている事がわかる。

【天軸の家】
天軸は家の鍵を開け、探索者を招き入れます。
ワンルームのマンションの一室で綺麗とは言えません。ゴミはありませんが、散らかっているという印象です。
あるのは「机、CDラック、テーブル、本棚」
探索者を招き入れ天軸は「ごめんね」といってベッドへと横になる。
「外、ちょっと出ただけなのに疲れた」
「好きに探して、原因は部屋にあるかもしれないしね」

★テーブル
飲みかけのジュースやコーヒーの乾いたマグカップなどが置かれています。
<目星>成功で処方箋とレシートを見つける。

-処方箋-
エビリファイ××mg
ラミクタール××mg
リーマス錠××
リスパダール××mg


<薬学><知識1/2>成功
どれもうつ病の治療などに服用する抗うつ剤とわかる。

レシートは古本屋で本を買ったものを思われる。

-レシート-
ヒガンショテン

『フルホン』 ×1 3800エン
-----------------------------------------
オアズカリ 4000エン
オツリ    200エン

アリガトウゴザイマシタ


★机
雑誌や文庫本、ペンや紙が散らかっています。
<目星>成功
手帳を見つける
中を見てみると病院へ行く日などの予定が書き込まれているそれ以外はほぼ何も書かれていない

<アイディア>またはよく調べる
手帳のダイアリーページに簡易的な日記が書かれているが途中から震えた文字になっている
日記の内容は今日の体調をまとめたものが多い

※下記に日記文
★天軸に×印について聞くと「体がそわそわする日に印をつけてる」と言う

★CDラック
洋楽のCDが入っている事がわかる。
種類はメジャーなものからマイナーなもの、デスメタルなんかもありジャンルは広い事がわかる。
「昔は歌詞を翻訳して遊んでいた」

★本棚
<図書館>成功
ところどころ本が抜かれていますが辞書や外国の本が多いことがわかる。
「父さんが全部くれた」「翻訳が趣味」

付箋の貼られた本を見つける
タイトルは『Mysteries of the Worm』
「古本屋で見付けて、すごく面白くて翻訳している、今この翻訳が生きがい」
あなたはそれに触れた瞬間ぞわぞわと体に虫が這うような感覚に襲われる<0/1>のSANチェック
そしてあなたは「アカシジア」の正体がこの本ではないか?と直感する。

★一応古本屋にも行くことができる。
見た目はかなり古く、色あせた看板には「彼岸書店」と書かれている。

様々な本が置かれたいつからあるかわからない古本屋
店主に聞くと「ああ、魔道書なんて呼ばれる物も置いてるよ」と教えてくれる
魔道書について詳しく聞くと「魔道書と呼ばれるものは時として不幸を起こすらしいな、書かれた知識は正気を失いそうになるものもあるらしい。読むと死んでしまったり、幻覚や幻聴を起こしたり、身体に虫が這うようなものなんかもある。誰が作ったのか、書いたのか、恐ろしいものだね…。ま、私は信じていないから置いてるのだけれど…」

★エンディング分岐

天軸は魔道書を取り上げられると泣きながら懇願する。
何をやっても楽しくない天軸にとって、今夢中になれる翻訳は生命線そのものだ。
「お願いします、自分の生きがいを取り上げないでください」
「翻訳仕切ったら、手放しますから…」
「アカシジアの症状がその本のせいでいいなら、自分はそのままでいいです、生きがいなんです」
「今まで知らない話の本なんです」

1.生きがいの消失
今、天軸の生きがいであった魔道書の翻訳を取り上げ、あなたは帰路に付く。天軸の悲鳴にも近い小さな、懇願が今も耳に残っている。あなたはふと、手に持った本に目を落とした。持っているだけで嫌な感じがする。この魔道書を読むか、捨てるか、はたまた燃やすか、売るか…。それはあなた次第である。あれから天軸からの連絡はない。天軸はどうなったのだろうか。あなたはいずれ忘れてしまうのかもしれない。

2.冒涜的な黙認
あなたは天軸の生きがいである本を黙認した。あなたは天軸の生きがいを断つ事なく、帰路へとつく。あれから天軸は蟻走感ギソウカンと戦いながらも翻訳を続けるのだろう。果たしてあの本がもたらすのは蟻走感だけなのだろうか。天軸とやり取りはあれからもしているが、機械を挟んだ向こうにいる天軸の今の状態がどうなっているかはあなたには知る由もない。

3.帰路につく
何も知らずにあなたは帰ります。これからも天軸は翻訳をする事でしょう。

どのエンディングも1d2の正気度回復


【背景】
うつ病の天軸はある日、古本屋で妖蛆の秘密(レゲットの英訳版)を入手する。翻訳が趣味だった事もあり、久し振りに本を翻訳していると、生きている実感を得た。翻訳をする手は止まらないが、魔道書である妖蛆の秘密の作用が身体に出始める。それがアカシジアにも似たあの蟻走感ギソウカンだった。
魔道書はうつ病である天軸の今一番の生きがいである。探索者はどうするか。というもの。

魔道書を持って帰った場合はキーパーコンパニオン(P.41)の『妖蛆の秘密』レゲットの英訳版の処理を行う。

KPへ…天竺蒼衣の口調は性別に合わせて統一してください。

---以下、日記----

○日
ねむい。

○日
つらい、だるい。いつまで続くの

○日
死にたい
確実に死にたい

○日
薬飲むの忘れた

○日
ちょっと出てみようと外に出た
昔あんなに行った古本屋ですらいるのがつらい

○日
昨日出かけたからか体が重い、二度と出かけない

○日
気が向いたから、新しい事にチャレンジしたいとちょっと思った

○日
そわそわする。体がかゆい感じがする。
明日は病院

○日
病院でそわそわ感を訴えたら薬の副作用と言われた
いつもそうだ。

○日
体のそわそわが止まらない、つらい

○日
そういえば、英語の先生が好きで授ぎょうをがんばってたな
今はなんとも思わない
体がそわそわする。止まらない

○日
汚い字死にたくなる ×

○日
つらい ×

○日
外から聞こえる子供の声もこわい ×

○日
一日一時間だけど 継続出来るものが楽しい
久し振りに洋楽でも借りに行こうかな ほんやくは嫌いじゃない ×

〇日
今日は病院
ちょっと楽しい事を見付けたと言ったら先生にほめられた
うれしかった ×

以上
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2016-06-06 : CoCシナリオ :
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